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奥野 健二; 永目 諭一郎; 工藤 博司
J.Less-Common Met., 119, p.211 - 217, 1986/00
被引用回数:5 パーセンタイル:64.25(Chemistry, Physical)LiPb中にLi(n,)T反応で生成するトリチウムの化学的挙動、特に加熱放出過程に着目して調べた。中性子照射したLiPbを真空下で加熱した時、トリチウムは主にHTの化学形で放出されることが判明した。そのHT放出過程は、拡散律速型で、その拡散係数は、 D=2.110exp〔-45.1(KJ/mol)/RT〕(cms) で表される。LiPbについても同様の実験を行い、LiPbの結果との比較を行った。その結果、LiPbからのHT放出において、顕著な相変化の効果が現れた。拡散係数の比較において、同温度範囲で約2桁大きいことが判明した。
福島 奨; 大道 敏彦; 半田 宗男
J.Less-Common Met., 121, p.631 - 636, 1986/00
被引用回数:13 パーセンタイル:80.3(Chemistry, Physical)ウラン・プルトニウム及びこれらの混合酸化物燃料の熱伝導度に及ぼす固溶希土類元素の影響について組織的な研究を行った。希土類元素としては、Nd、Sm、Eu及びGdを選び、これにYを含めて、0~15Mol%濃度範囲及び700~1900Kの温度範囲について調べた。固溶体の熱伝導度は、実測した熱拡率及び文献に報告された酸化物燃料及び希土類酸化物の値から推測した固溶体の比熱及び熱膨張係数を用いて求めた。得られたデータをAmbegaokerの導出した誘電体に関する熱伝導度式に導入して、歪パラメータを算出した。この結果、上記酸化物燃料と希土類元素固溶体の熱伝導度について任意の希土類酸化物含有量(最大15Mol)及び700~1550Kの温度範囲について、半理論的に計算で求めることが可能となった。
棚瀬 正和; P.W.Fisher*
J.Less-Common Met., 109, p.233 - 240, 1985/00
被引用回数:1 パーセンタイル:43.57(Chemistry, Physical)核融合ブランケットの1候補である液体Li中に生じるトリチウムを捕集,回収するため、Y-Th合金を調整し、Hとの等温平衡圧曲線を300~900Cの範囲で求めた。得られた平衡圧曲線は2つのプラトー領域から成り、YHの生成にかかわる最初のプラトー領域での平衡圧はY-H系のそれに比べ、構造(格子定数)の違いによる影響をうけやや高く、logP(Pa)=12.36-11.3010/T(K)であることがわかった。2番目のプラトーはTh-H系にかかわるものでその平衡圧はY成分の存在による影響を受けなかった。また低組成比(H/Y+Th)領域ではSleverts lowが成立し、その定数は、Ks=5.2910exp83300/RT(K)、R=8.314J.Kmol、であった。
棚瀬 正和; P.W.Fisher*; J.S.Watson*
J.Less-Common Met., 99, p.23 - 31, 1984/00
被引用回数:8 パーセンタイル:75.57(Chemistry, Physical)核融合ブランケットの1候補である液体Li中に生じるトリチウムを捕集、回収するためのいわゆるゲッターとして、Y-Nb合金を選び、この合金の適用性を調べるため、Hとの等温平衡圧曲線を求めた。装置は主に、真空ラインと反応管より成り、実験は温度範囲100~890C、圧力範囲10~10Torrで行ない、平衡圧を水素の組成比H/Y+Nbとの関係で求めた。その結果、YおよびNb成分はそれぞれ独立にHを吸収し、Y成分に関わるプラトー領域の平衡圧P(Ton)はlog P=-11840/T(K)+10.52であった。また組成比が0.12以下で求めたSieverts Corst(Ks)はKs=6.8210 e 1.0910/R T(K),R=8.314J・Kmolであった。
小西 啓之; 吉田 浩; 成瀬 雄二
J.Less-Common Met., 89, p.457 - 464, 1983/00
被引用回数:10 パーセンタイル:79.2(Chemistry, Physical)核融合炉燃料循環システムでは、プラズマ排ガスから不純物を取り除く燃料精製システムが必要である。パラジウム拡散器は、極めて純度の高い水素が得られるなどの長所を持ち、また最近の研究においてこのシステムへの適用の可能性が確認されている。本研究は、管型パラジウム拡散器の分離特性をモデル計算と実験によって解明したものである。この結果、従来本法の欠点とされていたブリードガス中のトリチウム濃度が低く抑えられ、一基の拡散器で高いトリチウム回収率が達成できることが判明した。数値計算によって水素同位体回収率と処理流量の関係が導かれ、水素-ヘリウム混合ガスを用いた実験との比較が行なわれた。この結果に基き、燃料精製システムの構成を検討し、パラジウム拡散器の諸元を決定した。
吉田 浩; 小西 啓之; 勝田 博司; 成瀬 雄二
J.Less-Common Met., 89, p.429 - 436, 1983/00
被引用回数:58 パーセンタイル:96.39(Chemistry, Physical)パラジウム合金膜法は、核融合炉燃料精製系に適用が検討されているものの一つであり、本研究はその可能性を調査するために膜の透過特性への不純物の影響を測定したものである。実験は実際の運転条件を考慮して、120~1300kPa、313~853Kの範囲で行なった。多元系(Pd-25wt%Ag、Au、Ru)合金について、10~10000ppmの濃度範囲でCH、NH、CO、CO、Nを含む水素は水素透過特性に被毒などの影響を与えないことが確認された。真空ポンプ油によって汚染された膜は透過係数の低下を生じるが、空気中でのベーキングと水素還元処理によって容易に回復される。(活性化処理)パラジウム拡散器内では、パラジウムの触媒作用による化学反応も観測される。
井川 勝市
J.Less-Common Met., 44, p.207 - 213, 1976/00
被引用回数:61400C以下のガス流中に置いた黒鉛板上へのジルコニウムと炭素の同時化学蒸着を調べた。400-800Cのジルコニウムスポンジと臭素蒸気との反応を蒸着領域に直結した反応領域で行なわせ、この反応で連続発生する気体のジルコニウム臭化物をジルコニウム源とした。炭素源としてはメタンを選んだ。ジルコニウム蒸着は炭化ジルコニウムを生成するための炭素または黒鉛の存在が必要であった。ジルコニウム蒸着は水素供給によってもメタン供給によっても増加した。炭素蒸着は水素供給によっては減少したが、臭化供給すなわち四臭化ジルコニウム蒸気の供給によって増加した。これらの実験データに基づいて同時蒸着の機構を考察した。
井川 勝市
J.Less-Common Met., 27, p.325 - 332, 1972/00
被引用回数:20抄録なし
井川 勝市
J.Less-Common Met., 29, p.233 - 239, 1972/00
被引用回数:19抄録なし